結婚相談所の利用に関して、不安を感じる理由はいくつかあります。
お安いとは言えない料金、本気度に対する疑念、相手のプロフィールの信頼性、プライバシーの懸念、仲介人(コンシェルジュ)との相性、成婚までの期間や効果への疑念…。
今回はそのなかでも短い期間での関係で結婚してしまうというスピード婚に関する不安について取り上げたいと思います。
40代以上の婚活には結婚相談所が必須と再三言及している当ブログですが、40代のかたの中にもそんな関係ができた相手と生涯を共にするのか、できるのかと言った点で不安を感じる方もいるでしょう。もしかしたら、結婚が決まった後も、これで良かったのかと悶々とした気持ちを抱いている人もいるかもしれません。
そんな悩みに対して、当ブログは7つの方法を示すことで「スピード婚」に対する誤解、あるいは懸念を解消していただこうと思います。
そもそも結婚相談所におけるスピード婚とは?どれぐらい期間なのか
結婚相談所では、交際期間が3ヶ月から6ヶ月と定められていることが多く、お見合いから成婚退会までの平均期間は3〜4ヶ月とされています。
これは、恋愛結婚の平均交際期間約4年と比較すると、12分の1程度の短さです。
12分の1程度の期間で生涯連れ添う相手を決めることになるかも。確かに「これでいいのかな」と不安に思っても無理のないことです。
慌てて結婚して即離婚なんてことになったら、バツが1つついて終わってしまうだけですものね。
スピード婚と離婚率の関係
一般的に、交際期間が短いスピード婚は離婚率が高いとされています。具体的には、交際1年未満で結婚したカップルの離婚率は、交際3年以上で結婚したカップルの離婚率より39%高いというデータがあります。
なんだ、やっぱりスピード婚はまずいじゃないか!って、即座に結論づけないでくださいね。
交際期間が短いスピード婚で離婚率が高いのは、実は恋愛結婚の場合の話なのです。
結婚相談所でのスピード婚に関しては、相手の情報が事前に確認できるため、離婚率が高くなる傾向はないとされています。
スピード婚の4つのメリット
スピード婚のメリットについて考えてみましょう。
スピード婚のメリット
1 時間と労力を節約できる
2 目標が明確であるため、真剣な交際ができる
3 結婚相談所によるサポート
4 年齢によるタイムリミットの解消
時間と労力を節約できる
スピード婚は、通常の恋愛交際よりも成婚までの時間が短いため、婚活にかかる時間と労力が節約できます。長期の交際を必要としないため、仕事やプライベートの予定と両立させやすいのもメリットです。
目標が明確であるため、真剣な交際ができる
また、目標が明確であるために真剣な交際ができます。結婚を前提に交際を進めるため、結婚観や将来の目標についてしっかり話し合い、互いに理解を深めやすくなります。成婚という具体的なゴールがあるため、無駄な駆け引きや長い交際期間を必要とせず、真剣にお互いを知り合うことができます。
結婚相談所によるサポート
スピード婚を目指すカップルには、結婚相談所がカウンセリングやマッチングのサポートを提供している場合が多く、交際から成婚までの流れをスムーズに進めやすいです。困ったときや不安がある際に相談できる体制が整っているため、安心感が得られます。
年齢によるタイムリミットの解消
特に年齢を重ねた方にとって、スピード婚は大きなメリットとなります。婚活期間を短縮することで、年齢的なリミットを気にすることなく、早い段階で結婚にたどり着きやすくなります。
特に40代以上の方にとっては、最後の早い段階で結婚にたどり着けるという点が大変に重要になってきます。ゆえに当ブログでは、スピード婚を成立させてくれる結婚相談所をお勧めしているのです。
さて、今度は不安に思っている方が多いであろうスピード婚のデメリットについて考えてみましょうか。
スピード婚の6つのデメリット
スピード婚には以下のようなデメリットがあります。ただし、これは恋愛結婚の場合に多く、結婚相談所でのスピード婚にあてはまらないものが多くあります。
スピード婚の6つのデメリット
1 相手の理解が不十分になりがち
2 結婚後のミスマッチが起きやすい
3 周囲からの懸念や反対
4 離婚リスクが高くなる可能性
5 自分の本音や不安を隠してしまう
6 経済的・家庭的な準備が間に合わない
相手の理解が不十分になりがち
短期間で結婚を決めるため、相手の性格や価値観、生活習慣などを十分に理解する時間が取れないことが多いです。特に、お金の使い方や家族との関係性といった長く一緒に生活する上で重要なポイントが見落とされる可能性があります。
結婚後のミスマッチが起きやすい
短期間での交際で判断したため、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と感じることが多く、結婚後に気づく違和感や衝突が増えるリスクがあります。結婚後に初めて知る性格や習慣の違いがストレスになることも考えられます。
周囲からの懸念や反対
スピード婚に対して、周囲の家族や友人から「急ぎすぎでは?」と懸念を持たれることがあり、理解を得にくい場合があります。特に、家族に結婚を報告する際に反対される可能性があるため、周囲との関係に悪影響が出ることもあります。
離婚リスクが高くなる可能性
一般的に交際期間が短い結婚ほど離婚率が高くなる傾向があり、スピード婚もその例外ではありません。短期間での決断による結婚は、結婚後に想定外の問題が発生し、離婚に至るリスクが上がる可能性があります。
自分の本音や不安を隠してしまう
短期間で結婚を決めようとすると、「早く決めないと」というプレッシャーから、自分の本音や結婚に対する不安を十分に伝えられない場合があります。結婚前に解決すべき不安や問題が残ったままだと、結婚後に不安が募ることが多いです。
経済的・家庭的な準備が間に合わない
スピード婚では、結婚後の生活や経済的な準備が十分に整わないまま結婚を迎える場合があり、結婚後に金銭面や生活面での調整が必要になることも多いです。
何度も言いますが、これは恋愛結婚の場合によくありがちなことで、結婚相談所にはあてはまらない例も多くあります。ただし、全くあてはまらないということもありませんので、ここで紹介させてもらいました。同時に、恋愛結婚にせよ、結構相談所を仲介に入れた結婚にせよ、こういったことが起らないような対策を婚活の際にしておくようにお勧めします。
スピード婚をうまくいかせる7つのコツ
スピード婚を成功させるためには、デメリットに対処するための工夫や意識が大切です。以下のように、デメリットを克服するコツを考えてみましょう。
スピード婚をうまくいかせる7つのコツ
1 相手の理解を深めるために、短期間で重要な話し合いを重ねる
2 結婚後のミスマッチを防ぐために、具体的な生活シミュレーションを行う
3 家族や友人に相談し、客観的な視点を取り入れる
4 結婚後の安定を目指し、短期間でも信頼関係を築くための工夫をする
4 自分の気持ちを大切にし、必要に応じて不安を共有する
5 経済的・家庭的な準備においては、リストを活用して抜け漏れを防ぐ
6 結婚相談所を活用することで、スピード婚のリスクを減らす
相手の理解を深めるために、短期間で重要な話し合いを重ねる
スピード婚では交際期間が短いので、限られた時間で互いを理解し合うことが重要です。結婚後の生活に影響を与える要素、たとえば金銭感覚や家族観、将来のビジョンについてはしっかり話し合うべきです。例えば、毎週末に「家族との関係」や「収支管理」といったテーマを決めて、具体的にどう考えているか話し合うことで、短期間でも互いの価値観を深く理解できます。
結婚後のミスマッチを防ぐために、具体的な生活シミュレーションを行う
結婚後に「こんなはずじゃなかった」というギャップが出ないよう、シミュレーションをすることが有効です。具体的には、住む場所や家事分担、休日の過ごし方など、日常生活の流れを一緒に考えてみましょう。例えば、仮に1日を一緒に過ごして、お互いの朝のルーティンや食事の準備方法などの違いに気づき、それをどのように調整していくかを確認することが役立ちます。
家族や友人に相談し、客観的な視点を取り入れる
スピード婚に対する周囲の懸念は、しばしば新たな視点を提供してくれます。親しい人からの意見を取り入れることで、冷静な判断がしやすくなることも多いです。例えば、家族と食事会を開いて結婚の意思を伝え、家族からの質問や意見を聞いてみると良いでしょう。結婚に関するアドバイスや率直な意見は、関係の深さを理解するうえで参考になります。
結婚後の安定を目指し、短期間でも信頼関係を築くための工夫をする
離婚リスクを下げるためには、信頼関係が不可欠です。交際中から、些細な問題でも正直に話し合い、互いの考え方に歩み寄る姿勢を見せることが大切です。例えば、金銭感覚の違いが気になる場合、そのことを素直に伝えてお互いの収入と支出について具体的に共有するなど、信頼関係を強化する方法を意識してみましょう。
自分の気持ちを大切にし、必要に応じて不安を共有する
短期間での決断にプレッシャーを感じるあまり、自分の不安を抑え込むことは逆効果です。不安や疑問があれば、その都度パートナーと共有し、解決策を一緒に探ることが重要です。たとえば、「短期間で結婚に踏み切ることが少し不安だ」と感じたら、その気持ちを率直に伝え、なぜそう思うのか、どう解決するかを話し合う時間を作ると良いです。
経済的・家庭的な準備においては、リストを活用して抜け漏れを防ぐ
スピード婚では、結婚生活に向けた具体的な準備が遅れがちです。経済的な計画や住まいの準備など、結婚後に備えるべきことをリスト化し、ひとつひとつ確認していくとスムーズです。例えば、月ごとの生活費の試算を行い、貯蓄計画や支出項目を話し合うことで、経済面での不安を軽減できます。
結婚相談所を活用することで、スピード婚のリスクを減らす
後述しますが、結婚相談所のスピード婚は離婚率が比較的低くなります。
これらの対策を講じることで、スピード婚のデメリットを緩和し、結婚生活の安定を図ることができます。
結婚相談所を使うことで、スピード婚のデメリットを可能な限り克服できる!
結婚相談所を活用することで、スピード婚のリスクを大幅に減らせる具体的な理由と例を以下に挙げます。
相手の情報が信頼できるため、ミスマッチのリスクを軽減
結婚相談所では、会員のプロフィールがきちんと確認されています。年収や職業、学歴、結婚観などの情報が正確に登録されており、信頼性が高いのが特長です。例えば、相談所を通じて出会った相手が「安定した職業に就いている」「家族観が一致している」といった条件を事前に確認できるため、婚活中の判断材料が揃い、交際後のミスマッチが起こりにくくなります。
仲介人(コンシェルジュ)がカウンセリングやアドバイスを提供
結婚相談所では、経験豊富なコンシェルジュが相手選びから交際中の悩み、さらには成婚までのステップをしっかりサポートしてくれます。例えば、価値観の違いで悩んでいる場合も、コンシェルジュが双方の意見を聞き、解決の糸口を提案してくれるため、交際中の不安が解消しやすくなります。特に、結婚に対するプレッシャーを感じやすいスピード婚でも、仲介人が適切なサポートを提供することで冷静に相手と向き合うことが可能です。
成婚までのプロセスが計画的に進行しやすい
結婚相談所では、出会いから成婚までのステップが明確に定められており、交際期間のガイドラインがある場合が多いです。例えば、「交際3ヶ月で結婚を考える」といったスケジュールをあらかじめ設定しておけば、無駄な時間をかけずに結婚へと進めます。このような計画的な進行によって、婚活の進み具合がわかりやすく、短期間でもお互いの気持ちをしっかり確認しながら進められるため、焦りから生じる失敗を防げます。
婚活相手の本気度が高いため、交際が真剣なものに
結婚相談所に登録する方は、一般的に結婚に対して本気で取り組んでいる方が多いため、成婚意欲が高いことが多いです。例えば、相手が「年内に結婚を決めたい」という目標を持っていれば、その意欲に合わせた交際ができ、お互いの目標に向けて一緒に進める環境が整います。相談所のサポートを活用することで、目的が明確な交際が可能になり、お互いに理解を深めながら進めることができるでしょう。
プライバシーと安全面での配慮がされている
結婚相談所では、プライバシーの保護やセキュリティが徹底されています。特に身元確認がしっかり行われているため、安心して婚活を進められます。例えば、相談所で出会った相手は、独身証明や収入証明を提出しているため、安心して交際を開始できます。相手のプライバシーに配慮しつつ、安全な環境で出会える点で、他の婚活方法に比べてリスクが低いといえます。
短期間で成婚できるシステムが整っているため、経済的な負担も軽減
結婚相談所は短期間で成婚を目指すシステムを持っており、効率よく婚活を進めることができます。たとえば、短期間で成婚に至れば、婚活費用が抑えられるだけでなく、交際期間にかかる負担も少なくなります。これは時間的にも経済的にもスムーズに婚活を進められる大きなメリットです。
結婚相談所のサポートによって、スピード婚における不安やリスクを抑え、より安心して婚活を進めることができるでしょう。
結婚後の心構えも実は重要
スピード婚後の結婚生活を円満にするためには、結婚後の心構えも重要です。以下にその例を示します。
お互いの違いを受け入れ、柔軟に適応する姿勢
スピード婚の場合、相手の習慣や考え方の違いが結婚後に明らかになることがあります。例えば、食事のスタイルが異なる場合、食べ物の好みや食事のペースにギャップがあるかもしれません。その場合には、「自分の価値観に合わせてほしい」と考えるのではなく、「こういう考え方もある」と理解し、お互いのスタイルに合わせて調整する柔軟さが必要です。相手を変えるのではなく、新しい家庭としてのルールを一緒に築く意識が大切です。
日々の感謝を忘れない
結婚生活では日常が当たり前になりがちですが、感謝の気持ちを言葉にすることが関係を保つうえで重要です。例えば、家事や仕事の努力をお互いに「ありがとう」と伝えることで、思いやりの気持ちが育まれ、関係の安定につながります。スピード婚で関係が浅い場合でも、些細な感謝を習慣づけることで夫婦の絆が深まります。
定期的なコミュニケーションを心がける
忙しい日々の中で自然と会話が減ってしまうこともありますが、スピード婚では、関係が短期間で発展したことから、お互いの気持ちや考え方を把握し続けるために定期的な会話が不可欠です。例えば、毎月1回「今の結婚生活で気になること」を話し合う機会を設け、お互いに率直な気持ちをシェアすることで、すれ違いを防げます。
問題があれば早めに解決しようとする姿勢
問題が生じた際、先送りにせず早期に解決を試みる姿勢が大切です。例えば、金銭感覚に違いを感じる場合、具体的な家計管理方法や支出項目を相談し、早めにお互いの不安を取り除くよう心がけましょう。スピード婚の場合、後回しにすると結婚生活にひびが入る原因となりやすいため、早めの解決が関係を円滑に保つポイントです。
二人で新しいルールを作る意識
結婚前の価値観や生活スタイルが異なる場合、これまでの自分のやり方に固執するのではなく、新しい家庭としてのルールや価値観を作っていく意識が重要です。たとえば、休日の過ごし方や貯金の目標など、二人で相談しながら新しい「家庭のルール」を設け、結婚生活をより豊かにしていきましょう。こうすることで、個々の価値観を尊重しつつ、共有の基盤ができていきます。
家族や友人とのつながりも大切に
二人の生活を築きつつも、家族や友人とのつながりも大切にすることが、結婚生活を安定させる支えとなります。例えば、相手の家族とも定期的に交流し、家族のイベントに参加することで、相手のバックグラウンドに理解を深めることができます。相手の家族を大事にする姿勢が相互理解を助け、関係がより深まります。
片目をつぶる
「結婚後には片目をつぶれ」という言葉は、結婚生活において「相手の欠点や些細なことにはあまりこだわらず、ある程度は寛容に受け入れることが大切だ」という意味を持っています。完璧な人はいないため、細かいところまで気にしすぎず、お互いに「片目をつぶる」ような姿勢で過ごすと、無駄な争いを避け、夫婦関係が円滑に保てるとされます。
たとえば、相手が食器をすぐに片付けずにシンクに置きっぱなしにすることが気になる場合、いちいち指摘するのではなく、片目をつぶって受け入れてみる姿勢も大切です。毎回注意するよりも、時には「まあいいか」と受け流すことで、家庭の雰囲気が穏やかに保たれます。
また、夫婦間で意見が食い違うことは珍しくありませんが、些細なことであれば片目をつぶることで、いちいち口論にならずに済むことが多いです。例えば、旅行先の計画について意見が合わなかった場合、自分が譲歩して「今回は相手の意見を尊重してみよう」と片目をつぶれば、お互いに無理なく楽しく過ごせます。
相手が記念日や家族行事を忘れてしまう場合でも、厳しく責めるのではなく、「今回は忙しかったのかも」と考えて片目をつぶることも重要です。こうした寛容さがあると、お互いにプレッシャーを感じず、安心して結婚生活を送れます。
「片目をつぶる」姿勢は、相手に完璧を求めるのではなく、柔軟に対応することで、長く続く結婚生活において心のゆとりと信頼関係を築く助けとなります。
まとめ:スピード婚に対する不安解消のために
スピード婚には、その短期間ゆえの不安やデメリットが確かに存在します。しかし、結婚相談所を利用することで、相手のプロフィールの信頼性、仲介人によるサポート、プライバシーの保護など、一般の恋愛結婚では得られない安心感が得られます。また、結婚相談所はお互いに「結婚」という目標を持った真剣な人たちが集まる場所であるため、短期間であっても本気で将来を考えた関係が築きやすく、成婚までを効率的に進めるサポート体制が整っています。
さらに、結婚後もお互いの違いを受け入れ、柔軟に対応する「片目をつぶる」心構えを持つことで、些細な問題での衝突を避け、穏やかな結婚生活を築くことができるでしょう。スピード婚だからこそ大切な配慮や工夫を取り入れながら、素晴らしいパートナーシップを築いていくことが可能です。結婚相談所のサポートと、スピード婚に適した心構えを持ち、安心して新たな一歩を踏み出しましょう。
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